void. 物体に含まれる微小な空洞宇宙の大規模構造において、銀河がほとんど存在しない領域のこと。虚空。

-インヴォイド ver.0.2-

プロローグディメンション

 

 

 

これは、世界をひっくり返す物語の、プロローグ

 

 

 

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INVOID ver.0.2 本編


 

 そう遠くない数年後の日本。

ありとあらゆる電子機器には「sOS2.0」が導入され、街の交通や監視カメラなどあらゆるインフラが管理されていた。

人々は情報管理団体「バルハラ機構」によって管理され、生活が便利になる反面、強権的な監視システムはプライバシーの飽和を招いていたー。

 

 最大規模の運送組織・ガバナー運送が牛耳るこの街では、深刻な空気汚染が進行しており、富裕層の人々は街に出る事を辞めた結果、生活用品の買い出しは全て「運送屋」というワーカーに任せていた。

 

 

 レオは、フリーの運送業を請け負い暮らす。

ある日、フィクサーであるビアンカという人物によって、「世界をひっくり返す何か」に関与する事になる。

 

 

ビアンカのいう「世界をひっくり返す何か」は、ガバナー運送が配送を担当する区域に保管されており、レオはその区域・忍重工第三工区に侵入する事を決意する。

 

レオは、かつて自分が使っていた「武器」を手に、夜の街を駆け抜ける。

 

 

 

レオは昔、ガバナー運送に属し『死』を運送する「シゴトニン」をしていた。

ある事件を境に離反し、現在に至る。

 

 

ガバナー運送に侵入するも束の間、レオの宿敵であり因縁の相手「エッジ」が立ちはだかる。

そして、現れる謎の全身義体のサイボーグ「シオン・ジェットストリーム」。

 

「世界をひっくり返す何か」とは。 

 


レオ・トランスポーターズ:この街で配達を仕事とする運送屋

レオ(阿部悠平)

ビアンカ(水瀬稀夕)


反バルハラを掲げる自警組織

シオン・ジェットストリーム(べるか / CV: 内田莉紗)


いち(一色絵里加)

アイン(暁矢薫)


ガバナー運送:この街で最大の運送会社、依頼があれば「死」も運ぶ武装運送組織

エッジ(桐山トモユキ)

D(ひがしゆうき)


ヘッジボッグ(荒岡龍星)

モブジー(尾野綾美)


フロスト(紅尾)

セイラ(遊上なばな)


バードマン(佐藤大)


ヴァイス(りゅぴ)

ゲイル(岸原柊)


その他のキャラクター

マイ(成宮優)

レナ(椎名朱音)


ルチル(福谷美乃莉)

ルチア(東雲れいか)


レイラ(原口里菜)

サスケ(辻創太朗)


カメレオ―ル(職業怪人カメレオ―ル)



世界観

sOS2.0はありとあらゆる電子機器に搭載され、人々の行動はバルハラ機構によってモニターされていた。これにより、病気の早期発見や犯罪の根絶など、人々の行動を快適にするものであった。

しかし、利便性が増す日常インフラは極端な富裕層と貧困層を分ける事となった。

 

 

ガバナー運送。

この街で最大の勢力を持つ運送組織であり、街の配送インフラを担っている。荷物の強奪や強盗を防ぐために武装化しており、ストリート・チルドレンを引き入れて兵士化する事は社会問題ともなっている。

 

バルハラ機構。

政府直轄の人権管理団体であり、人々の行動をモニタリングし、より快適な生活を提供している。しかし、過度なモニタリング体制はプライバシーの飽和化を招いており、これに反発する人々も少なくない。


◼︎アンドロイド 

人工的に育成された脳を機械の身体=アンドロイド義体に移植することで誕生する人種。生殖機能を持たず、人間のような病気に掛からないため、生死に対する概念が曖昧。ただし、脳の老衰による死や、破損等による突発性機能停止症という「病気」は存在する。過熱による疲労を防ぐため、肌が露出する服装を好む傾向にある。

◼︎セクサロイド

人間向けの性産業に特化した義体を使用する目的で生活しているアンドロイド。通常のアンドロイドに支給される義体と違い耐久年数が極端に低く、性別を越えた義体に乗り換える事も多いため、ジェンダー感にやや曖昧。

 


◼︎サイバネティクス義手

人間の身体の一部を機械に置き換える技術で、この世界では一般化されている技術。より人間に近い外見の義肢は高価で、機械的なパーツで構成された義肢の多くが流通している。生身の身体を全身義体に置き換えるとなるとそのコストは富裕層の生涯年収に匹敵する。

◼︎アンドロイドと人間の人種差別・格差

人間とアンドロイドは、種族隔てなく生活を行い社会を形成しているが、両者にはある種の差別や格差が存在する。人間は生殖機能により生まれ、成長していくのに対し、アンドロイドは基本的に外見の老化が存在せず、一生を同じ姿で終える。この大きく異なる人生観により対立が生まれている。