SION JETSTREAM
シオン・ジェットストリーム
反バルハラ組織「INVOID」のリーダーであり、全身義体のサイボーグ。
チームでは最も高いスキルを持っており、目の前で引き金を引こうとしているビアンカの銃を誤作動させて撃てなくさせたり、電脳をハッキングし過電圧で気絶させるハッキング攻撃(クイックハッキング)を得意とする。
光学迷彩(通称:天狗の隠れ蓑)を装備している。これは、対象の周辺を特殊な液体から成る水蒸気を滞留させることで、可視光線や電磁波を対象の後方に屈曲させ、光学的に迷彩を施すものである。
ただし、シオンが装備している天狗の隠れ蓑は、常識的に考えられないレベルで完成度が高く、高性能アンドロイドであるヴァイスの能力を以てしても残り香すら探知できないほどの完璧な光学迷彩を施すことが出来る。
軍用レベルの最高品質全身義体であることはその姿から見受けられるが、シオンがなぜ全身義体となったかは明らかにされていない。
シオンの義体には会話機能と表情を変える機能が無い。
そのため、会話は全て電脳通信で行っている。
ラストシーンでは、「最初から」シオンがそこにいた事が示唆されている。いかに高い精度の光学迷彩かが伺える(足元の水たまりが揺れている等でレオが違和感に気付いている)
(POINT)Dと部下が少しづつハッキングされていっている事が映像上で表現されています。Dの目線では既にその場にいる全員が「UNKNOWN」という表記に変っています。
シオンは「ある理由」からINVOIDを結成した。
実は早期の段階からエッジをINVOIDに引き込んでおり、エッジの手引きでガバナー運送の内部に潜入していた。
奪取されてしまったチェインデカール(世界をひっくり返す何か)の捜索と並行して、Dを粛清する目的を持っており、ビアンカとレオを罠に嵌める事でDを誘き寄せる事に成功する。
レオがチェインデカールに触れた際、シオンの残影にハッキングされた。その際に視えたこの女性こそ、シオンが全身義体になる前の姿である事が示唆されている。
(演:内田莉紗)
企画
本作の企画指揮は映像製作会社「BLAZENATE」の黒沢秋。
サイバーパンクや造形に趣向を持ち、オリジナルの武器等の製作が趣味であり、撮影開始の3年前からストーリーを書き始めていた。当初は、「電脳世界を世界観」とするプロットだった。しかし、このテーマは数多くの実写映画・アニメ作品で扱われており、自身の作風とは大きく掛け離れているため、独自のソリューションが見つからない限り撮影する事はない、と考えていた。
2022年、趣味で作っていた武器をアクション映画に落とし込めれば面白いのではと考え、長らくタッグを組んでいる桐山トモユキと共にアプローチを考え、本作の製作が開始した。
2023年7月 Youtubeにて公開を目指して鋭意製作中。
【NEWS】
◆2023年07月13日 20:00~
映画 「INVOID」/ 酒場SF映画「REUNION 02 -GENESIS-」完成記念・コラボ生配信
INVOID 総監督 黒沢秋と、REUNION 総監督 北御門潤による公開直前ぶっちゃけ生配信を行います。
各映画の見どころ、撮影秘話などを語ります。